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守屋純子オーケストラ定期公演2026年<Sketch of Miles>:ライブ情報 / LIVE INFO

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輝かしい実績を持つピアニスト/作・編曲家の守屋純子がリーダーを務める「守屋純子オーケストラ」
日本を代表するビッグバンドとして知られ、2025年6月には7作目となるCD『Moving Onward』をリリースし、サウンドはさらに輝きを増しています。


そんな守屋純子オーケストラの定期公演が、2026年2月に開催!
毎年様々なテーマを取り上げ、スペシャルなビッグバンドアレンジで観客を魅了し続けています。
2026年のテーマは『Miles Davis100周年』として、マイルス・デイヴィスの名曲を中心に演奏。
守屋純子のピアノと作編曲、選りすぐりのミュージシャンたちによる現在進行形ビッグ・バンド・ジャズの世界を堪能してください!


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守屋純子オーケストラ定期公演2026年<Sketch of Miles : 100 Years of Jazz Innovation>


2026年は、"ジャズの帝王"マイルス・デイヴィスの生誕100周年にあたります。常にジャズの最先端を切り拓いてきたマイルスの軌跡を辿ることは、モダン・ジャズの歴史を振り返ることそのものです。今回は、各時代を代表する彼の名作を、新たなビッグバンド・アレンジでお届けします。
新CDをリリースし、さらに充実した守屋オーケストラの、"ここでしか聴けない音"にどうぞご期待ください!守屋純子


【日時】
2025年2月27日(金)
開場18:15 / 開演19:00


【出演】
守屋純子(P,ARR)、安カ川大樹(B)、加納樹麻(DRS)、岡部洋一(PERC)
近藤和彦(AS)、緑川英徳(AS)、岡崎正典(TS)、吉本章紘(TS)、Andy Wulf(BS)
佐野聡(TB)、東條あづさ(TB)、駒野逸美(TB)、山城純子(B-TB)
Joe Motter(TP)、奥村晶(TP)、Mike Zachernuk(TP)、岡崎好朗(TP)


【場所】
渋谷区文化総合センター大和田さくらホール
(東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷駅より徒歩5分)


【チケット】
一般 4900円 
学生 3000円


【HP販売について】
チケットはぴあ等でもお求めになれますが、最も良いお席は守屋純子HPより座席指定で御求めいただけます。
また学生券もこちらよりお申込み下さい。
守屋純子オーケストラ定期公演・特設ページ


【問合せ】
サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(平日12-15時)


主催:守屋純子オーケストラ
企画制作:ツインミュージック合同会社




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【守屋純子】 ピアニスト、作・編曲家

早稲田大学卒業後、NYマンハッタン音楽院修士課程修了。アメリカ・ヨーロッパ各地で演奏活動を行う。2004年、自己のカルテットでインド公演。
2005年に CD"Points Of Departure"が、第18回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞する。同年、ジャズでは最も権威のあるセロニアス・モンク・コンペティション作曲部門で、東洋人としてまた女性として初優勝の栄誉に輝き、ワシントン・ケネディーセンターにて受賞曲を演奏。
2008年、米"モンタレージャズフェスティバル"に自己のカルテットで出演、西海岸ツアーを行う。2008・09年フランス・ツアー。2014年より2019年まで、7回にわたり、ロシア・サンクトペテルブルク、ウラジオストクで公演。
27年にわたって<守屋純子オーケストラ>を主宰。2025年6月、このオーケストラで、7枚目(守屋名義では11枚目)のCD"Moving Onward"を発表。
教育活動にも熱心で、 "山野ビッグバンドコンテスト""浅草ジャズコンテスト"などのジャズ系のみならず、吹奏楽やエレクトーン・コンクールの審査員や、全国の学生ビッグバンドの指導・講演なども行っている。また、香港・米国・フランス・香港・オーストラリアなど、海外でもジャズの指導をしている。昭和音楽大学、早稲田大学エクステンション・センター、浜松市ジャズ講座、横須賀市民大学講師。

守屋純子オフィシャル・サイト

My First Jazz Vol.93-Ai Furusato:My First Jazz

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Title : 『Ray Bryant Trio』
Artist : Ray Bryant Trio


ピアニストのAi Furusatoです。
私の初めてのジャズアルバムは1957年のPrestige盤『Ray Bryant Trio』です。
母方の祖父がジャズ喫茶を経営していました。私が生まれた時には既に亡くなっていたので会ったことはありませんが、ジャズが大好きな人だったそうです。その祖父のお気に入りの一枚がこのアルバムでした。
毎日お店を閉めると1人でこのアルバムを流し、灯りをすべて消し、真空管アンプの灯りを見つめながら煙草を吸い、バーボンを飲むことが日課だったそうです。


このアルバムはまずジャケットから大好きなんです。Ray Bryantが煙草を吸っているモノクロの写真。このジャケットを見た時から既に惹かれていました。そして一曲目が始まったその瞬間から、自分が1950年代のバーのカウンターにいるかのような錯覚がおきました。
彼の音色は、ジャズの理想のイメージをそのまま音にしたような色っぽさやクールさがあります。そして彼のピアノは強弱の美しさはもちろん、スタッカートやレガート、ノンレガート、またその中間など多くのテクスチャーを使っているので深い表現力を感じます。
私も彼の表現力を学びたくて耳コピしましたが、なかなか彼のようには弾けませんでした。そのくらいRay Bryant独特の細かいこだわりがこのアルバムに全曲に表れているところがお気に入りポイントです。


一番好きな曲は、やはり初めに流れてインパクトが強い「Golden Earrings」です。私の普段の演奏スタイルとは全く違いますが、いつか私もこんな大人な音色を出せるようになりたいです。


Ai Furusato



My First Jazz

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Title : 『Ray Bryant Trio』
Artist : Ray Bryant Trio
LABEL : Prestige
RELEASE : 1957年

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【SONG LIST】
A1. Golden Earrings
A2. Angel Eyes
A3. Blues Changes
A4. Splittin'
B1. Django
B2. The Thrill Is Gone
B3. Dahoud
B4. Sonar




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バークリー音楽大学における世界最年少合格者、ピアニストAi Furusatoのデビュー作

世界最年少でジャズの名門、バークリー音楽大学に合格したジャズ・ピアニストAi Furusatoのデビュー作『ザ・ドーン』が待望のLP化。
彼女が人生で最初に書いた5曲と、今回のために書き下ろしたアルバムタイトルでもある「the Dawn」の計6曲からなる。
Berklee音楽大学に史上最年少でプレジデンシャル・スカラシップを獲得し合格。渡米目前の短期間で、全編が生まれ育った「Coffee and Bar Ivy」に て、ライブレコーディングされた。
これからの活躍が大いに期待される未来ある彼女の、現時点の成長記録。
コロナ禍の闇に静かに訪れた、世界に羽ばたく才能の"夜明け"。



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【Ai Furusato (古里 愛)】
2011年8月28日、東京都町田市出身。現在13歳。12歳でバークリー音楽大学にプレジデンシャルスカラシップ(授業料全額免除)を得て合格し、正規の学生として同大学史上最年少で入学・在学中。 3歳よりクラシックピアノを蜷川和哉氏に師事。コロナ禍の2021年、9歳のときにジャズボーカリストである母の影響もありジャズを志し、国内でも初等部を持つ数少ない専門学校である国立音楽院に入学。ジャズピアノを池田公正氏に師事。 在学中よりアメリカのジャズピアニスト、ステファン・カールソン氏にオンラインで師事し、2022年には短期渡米。バークリー音楽大学のサマーキャンプやNYでのセッションを経験。YouTubeに投稿されたNYセッション動画は200万回以上再生されるなど注目を集めた。 帰国後、東京インターハイスクール(米国ワシントン州認可校Alger Independence High Schoolの日本校)に入学。高校卒業資格を取得し、2024年8月に卒業。2024年1月のオーディションを経てバークリー音楽大学への正式合格を果たし、2024年9月より入学。 2024年春から本格的に音楽活動を再開し、JAZZ AUDITORIA 2024への参加、FC町田ゼルビア(J1)GIONスタジアムでの応援演奏、6月30日の恵比寿ブルーノート・プレイスでの初のリーダーライブなどを成功させた。

Latest Album

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Title : 『the Dawn』 (LP)
Artist : Ai Furusato (古里 愛)
LABEL : Kamnabi Records
RELEASE : 2026年1月7日

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【SONG LIST】
Side A
A1. More to Come
A2. Colors
A3. Remember
Side B
B1. This Moment
B2. Kick Off
B3. the Dawn





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


夜ジャズミーティング2025:スタッフの声 / FROM STAFF

その年を振り返りつつベストディスクを発表する、年末恒例企画!
「夜ジャズミーティング」

松浦俊夫さん、沖野修也さん、そして須永辰緒さん
ジャズDJの3人がそれぞれ選ぶ、2025年のベスト3作品をご紹介します。

詳しくは番組でお楽しみください!

■夜ジャズ.Net#207 - 夜ジャズミーティング2025
https://www.jjazz.net/programs/yorujazz/
配信期間:2025年12月17日(17:00)~2026年1月21日(17:00)


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selected by 沖野修也


『Mystic Journey / Josef Leimberg』
Kamasi WashigtonやHarvey Masonらのアルバムへの参加で知られるトランペット奏者の新作。
アフロ・フューチャリズムを音と映像で表現した現代の絵巻物語とでも呼べる壮大な作品。カマシ人気が定着した日本で、彼に関わりのあるMiguel Atwood-FergusonやJosef Leimbergが彼程支持されていないのが、僕には全く判らない。



『The Eternal Now / Chip Wickham』
マンチェスターのGondwana Recordsのレーベル・カラーに触発されながらも、ブレイクビーツやジャズ・ロックなどUKならではの音楽的継承を内在する力作。一聴すると鑑賞性の高いアルバムだが、来日公演を観てそのエネルギーの質の高さに驚かされた。GondwanaにとってMatthew HalsallとChipの二枚看板は心強い事だろう。日本での対バンの実現を望む。



『It's Always About Love / Ancient Infinity Orchestra』
同じくマンチェスターのGondwana Recordsからもう一枚。デビューアルバムRiver Of Lightも素晴らしかったAncient Infinity Orchestraの2枚目。基本路線は前作を踏襲しながらも作曲と演奏の質を上げ、期待を軽く超えて来た。激情&ダンス系ではない、抒情的で鎮静系のファラオ・サンダースの後継的アンビエント・ジャズの中では突出している。


Years Best -沖野修也-


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Title : 『Mystic Journey』
Artist : Josef Leimberg
LABEL : Ironworx creative recordings
RELEASE : 2025.8.16


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Title : 『The Eternal Now』
Artist : Chip Wickham
LABEL : Gondwana Records
RELEASE : 2025.9.5


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Title : 『It's Always About Love』
Artist : Ancient Infinity Orchestra
LABEL : Gondwana Records
RELEASE : 2025.9.26


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【沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE / KYOTO JAZZ SEXET)】

音楽プロデューサー/DJ/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ/The Roomオーナー。2000年にKYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を獲得。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市に招聘されただけでなく、CNNやBILLBOARD等でも取り上げられた本当の意味で世界標準をクリアできる数少ない日本人音楽家の一人。2006年、初のソロ・アルバム『United Legends』を発表。2009年にはインテンショナリーズが設計したユナイテッド・シネマ豊洲の音楽監修でGOOD DESIGN賞を受賞した。2015年、ジャズ・プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTETを始動。名門をブルー・ノートよりアルバム『MISSION』を、2017年6月、KYOTO JAZZ SEXTETのセカンド・アルバム『UNITY』をリリース。同年フジ・ロック・フェスティバル~Field Of Hevenステージにも出演。2018年7月にはDJとして名門モントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演を果たした。2021年にはKYOTO JAZZ MASSIVEの2ndアルバム『Message From A New Dawn』を19年振りに発表。2022年にはジャズ・レジェンド森山威男氏をフィーチャーしたKYOTO JAZZ SEXTETの3rdアルバム『SUCESSION』を発売し、5年ぶりにFUJI ROCK FESTIVALにも出演。2022年からは、KYOTO JAZZ MASSIVE with Echoes Of A New Dawn Orchestra名義でバンドとしてヨーロッパ・ツアーを敢行している。2024年にKYOTO JAZZ MASSIVEがデビュー30周年を迎え、6月には30周年記念EP、『KJM EOANDO』をリリース。iTunes Dance album chart No.1、収録曲'Impulisive Processionが、Traxsource Broken Beat/Nu-Jazz chartで、No.1を獲得した。12月には30周年記念コンピレーション、『KJM COVERS』を発表。2025年7月には、KYOTO JAZZ SEXETのニューシングル、「DOSOJIN NO UTA」をリリース。著書に、『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。現在、Interfm『Tokyo Crossover Radio』にて番組ナビゲーターを担当中(毎週金曜日22時)。USEN I-12チャンネルにて"沖野修也 presents Music in The Room"を監修している。
http://www.kyotojazzmassive.com
https://ameblo.jp/shuya-okino

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selected by 松浦俊夫


朝から夜へ、夜からまた朝へ。
2025年も、耳は一日じゅう音を追っていた。
夏の江ノ島と葉山では開かれた場で、福岡ではひそやかに音楽会を開いた。
音に一切の妥協を許さず、細部まで神経を行き渡らせたそれらの場はすべて満席となり、
自分の選曲にも久しぶりに深くうなずくことができた。それは偶然ではない。積み重ねの結果だった。
肩を並べてくれた仲間たち、そして言葉を交わさずとも同じ方向を向いてくれる「共感者」たちに、
あらためて感謝したい。
音楽は説明を拒む。だが確かに、そこには手応えがあった。
言葉にできない「新しいなにか」を携えて、2026年へ。
音は、まだ止まらない。


『Ghosted III / Oren Ambarchi, Johan Berthling and Andreas Werliin』
シドニー出身のギタリスト/パーカッショニストにしてマルチ奏者、オーレン・アンバーチ。
そこにストックホルム出身のベーシスト、ヨアン・ベルトリング、ドラマーのアンドレアス・ヴェルリンが加わったコラボレーション・プロジェクト、GHOSTED。その三作目である。
ミニマルなグルーヴが静かに、しかし確かに脈を打つ。
ベースは回転するようにリズムを刻み、ギターは金属の弦が軽やかに跳ねる。
北アフリカの風を思わせる乾いた気配をまといながら、陽光を反射するような透明な響きで空気を満たしていく。
パーカッションは朝露のようなきらめきを添え、音と風景は抗うことなく、ゆるやかに溶け合っていく。
ストックホルムのセッションで生まれたこの音は、張りつめた静けさをたたえながらも、どこか優しい。
耳を澄ませば、風景の輪郭がわずかに揺らぐ。



『Open Up Your Senses/ Tyreek McDole』
2018年、リンカーン・センター・ジャズ主催のエッセンシャル・エリントン・コンペティションにおいてウィントン・マルサリスから最優秀ヴォーカリストに選ばれ、一躍注目を集めた。
デビュー・アルバムのタイトルトラックで歌われるホレス・シルヴァーの Won't You Open Up Your Senses、ファラオ・サンダースとレオン・トーマスの The Creator Has A Master Plan、The Sun Song (Precious Energy)。
その声には年齢を忘れさせるほどの奥行きと、すでに確かな風格が宿っている。
今年に入ってからもケニー・バロンやセオ・クローカーの作品に客演し、存在感をいっそう強めた。

2025年秋の来日公演も、まだ記憶に新しい。
この声は、まだ深くなる。



『We Insist 2025! / Terri Lyne Carrington & Christie Dashiell』
ドラマーのマックス・ローチが、オスカー・ブラウン、アビー・リンカーンらとともに1959年に着手し、1963年の奴隷解放宣言100周年記念公演に向けて発展させた組曲を収録した、1961年発表のアルバム『We Insist! Max Roach's Freedom Now Suite』。本作は、ブラック・アメリカンによる公民権運動を象徴する芸術的声明として知られる歴史的名盤である。
その作品をドラマー/プロデューサーのテリ・リン・キャリントンと、ヴォーカリストのクリスティ・ダシールが、マックス・ローチ生誕100年にあたって「We Insist 2025!」として蘇らせた。
バークリー音楽大学ジャズ&ジェンダー・ジャスティス研究所の創設者でもあるキャリントンの確かな視座と、ダシールのソウルフルな声が重なり合うことで、この再演は単なる回顧にとどまらない意味を帯びる。
音は過去をなぞるのではなく、いまを撃つ。重く、強く、オリジナルに一歩も引けを取らない。

Years Best -松浦俊夫-


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Title : 『Ghosted III』
Artist : Oren Ambarchi, Johan Berthling and Andreas Werliin
LABEL : DRAG CITY
RELEASE : 2025.7.4


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Title :『Open Up Your Senses』
Artist : Tyreek McDole
LABEL : Artwork Records
RELEASE : 2025.6.6


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Title : 『We Insist 2025!』
Artist : Terri Lyne Carrington & Christie Dashiell
LABEL : CANDID
RELEASE : 2025.6.16


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【松浦俊夫】
1990年、United Future Organization (U.F.O.)を結成。 5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表し高い評価を得る。 2002年のソロ転向後も国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。 またイベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、 星付き飲食店など、高感度なライフスタイル・スポットの音楽監修を手掛ける。 2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクトHEXを始動させ、Blue Note  Recordsからアルバム『HEX』をワールドワイド・リリース。 2018年、イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト、 TOSHIO MATSUURA GROUPのアルバムをワールドワイド・リリース。 2026年、同作品がイギリスのBrownswood Recordingsの20周年に際し、再リリース予定。 「TOKYO MOON」(interfm 金曜 23:00) 好評オンエア中。
http://www.toshiomatsuura.com  
https://www.instagram.com/toshiomatsuura/

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selected by 須永辰緒


『Sparrow's Arrows Fly So High / すずめのティアーズ』
'25年の三枚も原則としてアナログからのチョイスです。こちらは'24年のリリースですが、
アナログのリリースは4月のRSDなので敢えて'25年のYear's Bestにいれさせてもらいました。フィジカルないしデジタル含めてのアルバムでいえば'24年のダントツ一位はこのアルバムだったので満を辞しての紹介ということになります。江州音頭をベースにブルガリア民謡の歌唱も取り入れたポリフォニックスタイルが素晴らしく新鮮で、邦楽洋楽問わず2年にまたがり聴き続けた。ここまで心を揺さぶられたアルバムは10年に一枚のレベルでした。



『Endlessness 終わりなき世界 / ナラ・シネフロ』
ポストクラシカル、ポスト・ジャズ、ポスト・エレクトロニカ、アンビエント等々、形容するジャンルは多岐に渡ってしまうけれどそのECM的世界観は全てのジャンルを横断し、更に進化を続けていくことでしょう。
パット・メセニーとスティーヴ・ライヒが作った傑作をも彷彿。かつてのロバート・グラスパーの様に、今後数年はナラ・シネフロを軸に周って行くのではないでしょうか?



『福島 / Shinsuke Fujieda Group』
'25年は何かと彼らと縁がありLIVEも何度も聴かせてもらいました。そのLIVEの熱狂と温度も凄まじいけど、そもそもがアルバムの完成度が世界中のリスナーの心を掴んでいたのだと思います。
何を持ってスピリチュアルなのかは分からないけど彼らのジャズにその冠を加えるなら、それは日本人のDNAと原体験を余すところなく楽曲に投入させたことだと思います。
ブラックネス然り欧州のフォークロア然り、我々の親しみやすい「スピリチュアル」はこのアルバムこそ相応しい。


Years Best -須永辰緒-


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Title :『Sparrow's Arrows Fly So High』
Artist : すずめのティアーズ
LABEL : Doyasa! Records
RELEASE : 2025.4.12


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Title : 『Endlessness』
Artist : Nala Sinephro (ナラ・シネフロ)
LABEL : WARP
RELEASE : 2024.9.6


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Title :『福島』
Artist : Shinsuke Fuhjieda Group
LABEL : プロダクションデシネ
RELEASE : 2025.12.10


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【須永辰緒 プロフィール】
Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また各国大使館と連動して北欧諸国=日本の音楽交流に尽力、欧州やアジア、アメリカなど世界各国での海外公演は多数。 MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。 国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは7作を発表。最新作は「STE with J.Lamotta Suzume/Re Blue」(Flower)。 主宰する音楽レーベル「DISC MINOR」からはヴァイナルのみの内外ライセンス作品のリリースも活発化させる。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ250作を超えた。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作、連載も多数携わる。 また出身地である栃木県足利市の「あしかが輝き大使」として地域でも活動中。
http://sunaga-t.com  

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曽根麻央 Monthly Disc Review2025.12_Bing Crosby : Merry Christmas:Monthly Disc Review

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Title : 『Merry Christmas』
Artist : Bing Crosby


みなさんこんにちは、曽根麻央です。
今日は、アメリカ音楽史の中でも "最も長く親しまれているクリスマス・アルバム" ビング・クロスビーの 『Merry Christmas』 を取り上げます。
少し個人的な話ですが、僕も幼い頃は12月になると棚からこのLPを取り出し、A面ばかり繰り返し聴いていました。今回この記事を書くにあたり、実は初めてB面もしっかり聴いたほどです(笑)。


ビング・クロスビー(1903-1977)は歌手・俳優としてだけでなく、"アメリカ史上初のマルチメディアスター"と呼ばれる存在です。
本作『Merry Christmas』は、1942~1947年に録音された12曲をまとめ、1955年に 33⅓回転LP としてリリースされたもの(現在配信では『White Christmas』として出ているものと同内容)。元は 78回転盤やシングルとして出ていた音源をまとめ直した形態です。
代表曲「White Christmas」は ギネス認定・史上最も売れたシングルとしても知られ、クロスビーのクリスマス作品の中心に位置しています。


クロスビーは、マイクロフォンを活かした歌唱スタイルの確立者と言われています。
ポルタメントを滑らかに使ったメロディ処理、さりげない装飾、ロングトーンの柔らかいビブラート、これらは当時として革新的で、後のフランク・シナトラ、ディーン・マーティン、エルヴィス・プレスリー、さらにはジョン・レノン まで影響を与えたとされます。
映画出演も多く『Going My Way(我が道を往く)』ではアカデミー主演男優賞を獲得。シナトラやサミー・デイヴィスJr.そして Rat Pack と共演したミュージカル映画『Robin and the 7 Hoods』も今なお語り継がれる作品です。


A面は主に 讃美歌と伝統曲 を中心に構成され、アレンジ・歌唱・録音クオリティすべてが一流。ここが本作の"永遠性"を決定づけています。今日は主にA面を紹介していこうと思います。


1. Silent Night
ストリングスとチェレスタによる静かなイントロからクロスビーの包み込むような声が立ち上がります。途中から合唱が加わり、映画的とも言える壮麗さを持ちながら、どこか家庭的な温かさを失わないアレンジ。
ラジオや映画という当時のメディアを通じ、「クリスマス=ビング・クロスビーの声」というイメージが確立されました。


2. Adeste Fideles(神の御子は今宵しも)
18世紀から歌われる伝統的な聖歌。
本来荘厳なイメージのあるこの曲を、クロスビーは自然な揺らぎとポルタメントで柔らかく歌い、まるで"語りかける"ようなニュアンスを与えています。


3. White Christmas
アーヴィング・バーリンが映画『Holiday Inn』(1942)のために書き下ろした作品。
クロスビーの歌唱はあまりに象徴的で、世界的なクリスマス文化そのものに影響を与えました。ここで聴けるのが オリジナル録音 です。


4. God Rest Ye Merry Gentlemen
17世紀には既に歌われていたとされる伝統曲。
クロスビーと合唱団の掛け合い、テンポの微細な揺れ、ストリングスの温かいオブリガートが絶妙で、素朴ながら非常に洗練されたアレンジ。のちのナット・キング・コールやサイモン&ガーファンクルなど、多くのアーティストにも影響を与えた曲です。


5. Faith of Our Fathers(いにしえの聖徒の)
19世紀の讃美歌をしっとりと歌い上げるナンバー。クロスビーの低音の魅力が最も生きるトラックのひとつ。


6. I'll Be Home for Christmas
1943年の新曲として発表され、すぐに戦時下のアメリカで大きな支持を得ました。
兵士の"家に帰りたいという願い"を歌った歌詞が人々の心に響き、クロスビーのバージョンは今なお決定版とされています。


A面を見れば分かる通り、古い讃美歌の精神を尊重しつつ、より洗練された"新しいクリスマス音楽"のモデルを作ったことが最大の功績です。
これ以降、あらゆるアーティストがクリスマス作品を発表していきますが、その"フォーマット"を最初に確立したのは間違いなくクロスビーの本作でした。


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Merry Christmas』
Artist : Bing Crosby
LABEL : Decca
発売年 : 1955年



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【SONG LIST】

01. Silent Night
02. Adeste Fideles (Oh, Come, All Ye Faithful)
03. White Christmas
04. God Rest Ye Merry, Gentlemen
05. Faith Of Our Fathers
06. I'll Be Home For Christmas
07. Jingle Bells
08. Santa Claus Is Comin' To Town
09. Silver Bells
10. It's Beginning To Look Like Christmas
11. Christmas In Killarney
12. Mele Kalikimaka




曽根麻央『8つの小品』
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ジャズピアニスト兼作曲家・曽根麻央が贈る最新スタジオアルバム『8つの小品』。第一子誕生という人生最大の節目に生まれたこの作品は、家族の愛、日常の輝き、そして音楽への深い探求が織り込まれた45分間の組曲。緻密なオーケストレーション、ジャズとクラシックの垣根を超えた響き、そして親子の時間から生まれた優しくもダイナミックな旋律。新たな旅立ちの予感と共に、音楽の喜びを届ける一枚。

【Songs】
1. Ⅰ. Overture (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
2. Ⅱ. The Light You'll See
3. Ⅲ. Maria's Eye
4. Ⅳ. When the Angel Cries (feat. May Inoue, Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)
5. Ⅴ. Lullaby
6. Ⅵ. Rumba (feat. Kojiro Tokunaga, Ryo Miyachi, Kan)
7. Ⅶ. Love Letter (feat. Edmar Colón)
8. Ⅷ. Finale Part 1 (feat. Kan)
9. Ⅷ. Finale Part 2 (feat. Ryo Miyachi, Hironori Suzuki)

【CD Bonus Track】
10. Waltz for Debby
11. A Song for Jobim
12. Lullaby (Piano Solo ver.)

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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』2024.11『Trumpets Of Michel-ange / Ibrahim Maalouf』2024.12『Sings for Only the Lonely / Frank Sinatra』2025.01『Hero Worship / Hal Crook』2025.02『Undercurrent / Kenny Drew』2025.03『Live In Toronto 1952 / Lennie Tristano Quintet』2025.04『Antidote / Chick Corea & The Spanish Heart Band』2025.05『Hot Five & Hot Seven / Louis Armstrong』2025.06『Panamonk / Danilo Pérez』2025.07『Nat King Cole Sings/George Shearing Plays / Nat King Cole、George Shearing』2025.08『Clifford Brown and Max Roach / Clifford Brown and Max Roach』2025.09『Montreux '77 / Ray Bryant』2025.10『Crystal Silence / Gary Burton & Chick Corea』2025.11『North Sea Jazz Legendary Concerts / Wayne Shorter』

Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

SHIBUYA MUSIC CROSSOVER 2025 #4 たなかりかJapanese Songbook:ライブ情報 / LIVE INFO

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渋谷区文化総合センター大和田にて、12年間に渡り開催してきた「ジャズ@大和田」の終了を惜しむ沢山の声に後押しされてリスタートしたシリーズ "SHIBUYA MUSIC CROSSOVER"。
「日常を彩る、音楽のある時間」をテーマに、若手アーティストを中心にジャンルや世代の枠を超えたライブをお届けするシリーズです。
渋谷区民をはじめ、多くの人に良質な文化芸術に触れる機会を提供しています。

第4回目となる今回は、J-POPとJAZZがクロスオーバーするたなかりかのジャパニーズ・ソングブック・プロジェクト。
一年の最後にほっとするような音楽の時間を満喫してみてはいかがでしょうか。


JJazz.Netでは現在2組4名様ご招待中!
ご応募〆切:2025年12月19日(金)17:00
応募はこちらから



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■SHIBUYA MUSIC CROSSOVER 2025 #4 たなかりかJapanese Songbook ■

【日時】
2025年12月27日(土)
15:00 open
15:30 start 

【出演】
たなかりか(Vo)/鈴木正人(B)/小沼ようすけ(G)/ハタヤテツヤ(P)/坂田学(Ds)

【場所】
渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール(6F)
(渋谷区桜丘町23−21)
https://shibu-cul.jp/denshohall

【料金】
全席指定 4,500円(高校生以下2,000円) 当日券は各席+500円
※渋谷区民優待有・要問合せ

【チケット・お問い合わせ】 
[チケットぴあ] 
https://t.pia.jp Pコード 295-016
[直接販売・お問合せ]
渋谷区文化総合センター大和田(3F)ホール事務室
TEL.03-3464-3252(受付時間 10:00 -19:00)
http://www.shibu-cul.jp/

【主催】渋谷区 

【協賛】サッポロビール株式会社 


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