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夜ジャズミーティング2024:スタッフの声 / FROM STAFF

その年を振り返りつつベストディスクを発表する年末恒例企画
「夜ジャズミーティング」

松浦俊夫さん、沖野修也さん、そして須永辰緒さん
ジャズDJ3人がそれぞれ選ぶ、2024年のベスト3作品をご紹介します。

詳しくは番組でお楽しみください。


■夜ジャズ.Net#195 - 夜ジャズミーティング2024
https://www.jjazz.net/programs/yorujazz/
配信期間:2024年12月18日(17:00)~2025年1月22日(17:00)


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【2024 年間BEST3アルバム】


selected by 沖野修也


2024年は、レジェンドの逝去が相次ぎ、過去作品を振り返る事がいつも以上に多かった年でした。
そのせいか、アルバムの評価基準が高くなり、年間ベストを選ぶのに苦労しました。
自分を含め、現行+若手は、アルバムのクオリティーをもっと上げる必要があると思います。
勿論、良い作品が沢山リリースされたので刺激を受けましたし、音楽業界の不振が嘆かれる中、多くのアーティストが創作のモチベーションを失っていない、むしろ、量産してさえいる事は"希望"かもしれません。そんな中でも僕が愛聴した3枚を選びました。


『You'll This Later / Alvin Cobb Jr.』
アトランタ在住で、自身のトリオはシカゴを拠点とするドラマー、Alvin Cobb Jr.のデビュー作。グラスパーの登場で盛り上がるUS現行JAZZシーンでは、個人的にカマシ以来の逸材だと思う。打ち込みドラムの人力による再現が、先端でなくなった現在、ジャズにおける先鋭性を模索した意欲作。透明感と神秘性のあるボーカルをフィーチャーした現代版のスピリチュアル・ジャズの一例でもある。


『Wave Theory / Tamil Rogeon』
Harvey Sutherland's Bermudaのメンバーでもあり、Aloe Blaccから、 Allysha Joy作品にまで参加するバイオリン奏者Tamil Rogeon。70年代のMichał UrbaniakとUrszula Dudziakを彷彿とさせる楽器と歌声のコンビネーションにシンパシーを感じた。オーガニックなサウンドでありながらフューチャリスティックな世界観にも共感していたら早速彼からコラボのオファーが舞い込み、共作曲の構想を膨らませている。


『The Glass Frog / Greg Foat』
UKのピアニスト、Greg Foatの2024年7月に出た新作(と思いきや11月にはニュー・アルバムをリリース)。サントラ的スタイルを得意とする作曲家でもあるが、彼のフュージョン的な音使いが気に入っている。シネマティックな音像とハンコック風のインプロビゼーションの組み合わせがありそうでなく、同世代を生きるクリエーターとして大いに触発されている。それにしても彼の多作ぶりには脱帽。












Years Best -沖野修也-

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Title : 『You'll This Later』
Artist : Alvin Cobb Jr.
LABEL : ACJ Records
RELEASE : 2024.5.3





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Title : 『Wave Theory』
Artist : Tamil Rogeon
LABEL : BBE
NO : BBE642ALP
RELEASE : 2024.10.4





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Title : 『The Glass Frog』
Artist : Greg Foat
LABEL : Blue Crystal Records
RELEASE : 2024.7.26






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【沖野修也 (KYOTO JAZZ MASSIVE / KYOTO JAZZ SEXET)】

音楽プロデューサー/DJ/選曲家/作曲家/執筆家/ラジオDJ/The Roomオーナー。2000年にKYOTO JAZZ MASSIVE名義でリリースした「ECLIPSE」は、英国国営放送BBCラジオZUBBチャートで3週連続No.1の座を獲得。これまでDJ/アーティストとして世界40ヶ国140都市以上に招聘された国際派。2015年、ジャズ・プロジェクトKYOTO JAZZ SEXTETを始動。名門をブルー・ノートよりアルバム『MISSION』をリリース。2021年、Kyoto Jazz Massive 2ndアルバム『Message From A New Dawn』を19年振りに発表。2022年からは、Kyoto Jazz Massive with Echoes Of A New Dawn Orchestra名義でバンドとしてヨーロッパ・ツアーを敢行している。著書に、『DJ 選曲術』や『クラブ・ジャズ入門』、自伝『職業、DJ、25年』等がある。2024年、Kyoto Jazz Massiveがデビュー30周年を迎えた。6月に30周年記念EP、『KJM EOANDO』をリリース。iTunes Dance album chart No.1、収録曲'Impulisive Procession"が、Traxsource Broken Beat/Nu-Jazz chartでNo.1を獲得。12月に『KJM COVERS - Kyoto Jazz Massive 30th Anniversary Compilation 』 をリリース。来年1月にはKJM 30周年記念ライブ・ツアーも決定している。
http://www.kyotojazzmassive.com
https://ameblo.jp/shuya-okino


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selected by 松浦俊夫


やれることを、一つずつ積み重ねた2024年。
ふと顔を上げれば、次の景色が広がっていた。
2025年も、この道を、ただ真っ直ぐに進んでいく。
「我が道を、行こう。」サントリー。


『天使乃恥部 / 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール』
本作は、聖なるものと俗なるもの、純潔と堕落という二律背反を音楽という形で鋭く描き出しています。
その芸術的野心と挑戦的な姿勢は、まさに唯一無二。
聴く者に深い感銘を与えると同時に、音楽の枠を超え、人間存在の矛盾に迫る問いかけを投げかけています。


『Y'Y / Amaro Freitas』
アマゾン流域の都市マナウスでの経験からインスピレーションを得た本作は、ブラジル音楽の伝統と現代ジャズを融合させた意欲的な作品です。
アフロ・ブラジリアンのリズムや先住民の文化を探求しながら、フレイタスはアルバム全体を通じて自然との深い結びつきや人類のルーツへの回帰を音楽的に描き出しました。


『Electric Rider / 馬場智章』
全曲を馬場が書き下ろし、共同プロデューサーにBIGYUKIを迎えて紡ぎ出した本作は、まさに現在進行形の音を体現した傑作です。
伝統的なジャズの精神を受け継ぎながら、新たな音楽的視座を加えたアプローチは、本作の最大の魅力と言えるでしょう。
その鮮やかな昇華は、国内外で高く評価され、特に先日行われたジャズフェスティバルでも大きな注目を集めました。












Years Best -松浦俊夫-

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Title : 『天使乃恥部』
Artist : 菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
LABEL : ビュロー菊地レーベル
RELEASE : 2024.9.21





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Title : 『Y'Y』
Artist : Amaro Freitas
LABEL : PSYCHIC HOTLINE
NO : PSY037CD
RELEASE : 2024.4.26

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Title : 『Electric Rider 』
Artist : 馬場智章
LABEL : Universal Music
NO : UCCJ2236
RELEASE : 2024.9.4

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TOSHIO MATSUURA 600.jpg


【松浦俊夫】

1990年にUnited Future Organization (U.F.O.)を結成し、5作のフルアルバムを世界32ヶ国で発表、高い評価を得る。
2002年にソロ活動を開始後、国内外のクラブやフェスティバルでDJとして活躍。
イベントのプロデュースやホテル、インターナショナル・ブランド、星付き飲食店など、感度の高いライフスタイル・スポットの音楽監修も手掛ける。
2013年、現在進行形のジャズを発信するプロジェクト「HEX」を始動し、Blue Note Recordsからアルバム『HEX』をワールドワイドにリリース。2018年には、
イギリスの若手ミュージシャンらをフィーチャーした新プロジェクト「TOSHIO MATSUURA GROUP」のアルバムをリリース。
2024年、その作品がイギリスBrownswood Recordingsよりアナログ盤として再リリースされた。

「TOKYO MOON」(interfm 金曜 23:00 / One Jazz UK 金曜15:00)好評オンエア中。
http://www.toshiomatsuura.com  


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selected by 須永辰緒


国内外問わず新世代のジャズは新たな多様性とそもそもの演奏力を得た本物を実感することを確認できる一年でした。
彼らは「誰それっぽい」「誰それの影響下」を離れてオリジナリティと新しいアプローチを獲得したし、新進ボーカリストも続々とデビュー。
圏外でもネオECM的な良質作も多く今年は悩んだー。
フィジカル・リリースが待たれる2025年も益々楽しみになりそうです。


『Place Between Us / OKVSHO』
スイスのチューリッヒからはこの兄弟DUOをピックアップした。ヒップホップリスナーにも届くような
エレクトロニックとオーガニックが融合した作品。背景が分からないのでアレですが今後も活躍
が期待できるユニットかと思います。コンテンポラリー作品としてもエレクトリックマイルスを
彷彿させるような雰囲気もあり多くのジャズリスナーにも紹介したい。


『Flower Of The Soul / LIONA FLORES』
友人たちの間で話題になったイギリス系ブラジル人のソングライターによる1st.アルバムは名門Verveからのリリース。
ボサノヴァを基調としながらもSSWやインディ・ポップもアレンジ、デヴューアルバムながら、既に大物感を感じる。
2024年、このアルバムからは2曲をヘビープレイしました。早くも次回作が楽しみです。


『True Story / MALCOLM JIYANE TREE-O』
南アフリカの若手トロンボーン走者・鍵盤奏者マルコム・ジヤネの2nd.アルバムをピックアップしました。
メンバーには現在の南アフリカの若手奏者を揃え、アットホームなセッションで作り上げたそうです。
特にピアノのンコシナティ・マトゥンジャ(Nkosinathi Mathunjwa)は今後注目すべきプレイヤー。ラップともポエトリーとも言えぬ「声」もセッションで録音され、シーンの熱気も伝わってきます。
もはや全世界にアンテナを張っておかないとカバーできませんね。












Years Best -須永辰緒-

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Title : 『Place Between Us』
Artist : OKVSHO
LABEL : CURRENT MOVES
NO : CM001
RELEASE : 2024.6.12

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Title : 『Flower Of The Soul』
Artist : LIONA FLORES
LABEL : Verve
NO : 6551524
RELEASE : 2024.6.28

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Title : 『True Story』
Artist : MALCOLM JIYANE TREE-O
LABEL : New Soil
NO : NSIL692
RELEASE : 2024.6.14



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【須永辰緒 プロフィール】

Sunaga t experience =須永辰緒によるソロ・ユニット含むDJ/プロデューサー。 DJプレイでは国内47都道府県を全て踏破。また各国大使館と連動して北欧諸国=日本の音楽交流に尽力、欧州やアジア、アメリカなど世界各国での海外公演は多数。 MIX CDシリーズ『World Standard』は12作を数え、ライフ・ワークとも言うべきジャズ・コンピレーションアルバム 『須永辰緒の夜ジャズ』は20作以上を継続中。国内や海外レーベルのコンパイルCDも多数制作。国内外の多数のリミックスワークに加え自身のソロ・ユニット"Sunaga t experience"としてアルバムは7作を発表。最新作は「STE with J.Lamotta Suzume/Re Blue」(Flower)。主宰する音楽レーベル「DISC MINOR」からはヴァイナルのみの内外ライセンス作品のリリースも活発化させる。多種コンピレーションの 監修やプロデュース・ワークス、海外リミックス作品含め関連する作品は延べ250作を超えた。加えて企業ブランディングや商品開発、音楽や料理などの著作、連載も多数携わる。また出身地である栃木県足利市の「あしかが輝き大使」として地域でも活動中。

http://sunaga-t.com  


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My First Jazz Vol.80-佐藤允彦:My First Jazz

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Title : 『Saxophone Colossus』
Artist : Sonny Rollins


こんにちは。ピアニスト、佐藤允彦です。


僕が最初に出会ったジャズのアルバムは、Sonny Rollinsの『Saxophone Colossus』です。
1956年Prestigeから発売されたものです。
出逢いは1958年1月のある日。僕は高校一年、16歳でした。
場所は東京駅の八重洲口を出て外堀通り扉を渡ったところにある、ママというレコード喫茶です。
扉を押して薄暗い店内に入った途端、大音量のテナーサックスの音に圧倒されました。
15、6人が前方を向いて座り、皆頭を垂れてじーっと聴いています。
正面には水色の背景に左側からロリンズの巨大なシルエットが威圧するように迫ってくるジャケットが照明で浮かび上がり、まるで偉いお坊さんの説教を拝聴している寺院にいるような雰囲気でした。


そのころの僕は、まだジャズの西も東もまったく分からず、ふとした偶然で銀座のクラブで演奏するカルテットのピアニストとして雇われたばかり。
「ジャズってどうやって勉強したらいいんですか?」とリーダーに尋ねたら
「そりゃ、お前、レコード聴くしかねえよ。東京駅の前にママってのがあるからそこで聴け。」と言われたので、でかけてみたのです。


それからは毎日クラブで演奏が始まる前に、2時間ほどひたすら聴き続けました。まだ店の手持ちのLPが少なかった時代で、『Saxophone Colossus』はいつもかかりました。
コーヒー1杯90円、ソーダ水60円でした。


不思議なもので一ヵ月もすると、ロリンズのサキソフォン、トミー・フラナガンのピアノ、ダグ・ワトキンスのベースライン、マックス・ローチのドラミングフィルインなど、丸暗記できるようになりました。
66年経った今でも覚えています。
僕のジャズの原点だと言えるでしょう。


佐藤允彦



My First Jazz

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Title : 『Saxophone Colossus』
Artist : Sonny Rollins
LABEL : Prestige
RELEASE : 1957年



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【SONG LIST】
01.St. Thomas
02.You Don't Know What Love Is
03.Strode Rode
04.Moritat
05.Blue Seven




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キャリアを代表するソロ・ピアノ集

代官山の喧騒を離れた猿楽橋の袂にある小さなジャズ・バー、LEZARD(レザール)。その30周年を機にピアノが入れ替わった。低音が伸び、高音が輝き、大きくパワーアップ。ピアノの選定にも関わった佐藤允彦が奏でたのは、自作曲の数々とMaurice Ravel, Thelonious Monkのカバー曲。
佐藤自身が「ごく初期の作として好評を得た Palladium が私の代表作として語られ続けることを断ち切るために爆薬を仕込んだ」と言う「Palladium Explosive」、Harvey Masonとの想い出の「Salamander」、Dave Liebmanとの「Moth Ball」、Eddie Gomezとの「風紋」、横浜Jazz isでの「Epistrophy」など長いキャリアから紡がれる名曲たち。







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佐藤允彦   
1941年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、1966年から1968年にかけて米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。
帰国後、1969年に初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も、ビッグ・バンドのための作品『四つのジャズコンポジション』(1970年)、『邪馬台賦』(1972年) で二度の芸術祭優秀賞を受賞する。
これまでに数多くのリーダー・アルバムを発表しており、スティーヴ・ガッド、エディ・ゴメスのトリオでレコーディングした『アモーフィズム』の全米発売や、"セレクト・ライブ・アンダー・ザ・スカイ '90"で誕生した『ランドゥーガ』(スイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞) のフランスでのリリースなど、国際的にも高い評価を得ている。
また、ベルリン、ドナウエッシンゲン、メールス、モントルーなどのジャズ・フェスティバルへの出演や、アフリカ、オーストラリア、ロシア、中南米などへのコンサート・ツアーと、国内に止まらない広範な活動は常に注目を集めている。
作・編曲家としては、ナンシー・ウイルソン、アート・ファーマー、ヘレン・メリル、中川昌三、伊藤君子をはじめとする様々なアーティストのレコーディングへの参加や、『オーケストラと三人のインプロヴァイザーのための「乱紋」』(1986年)、『WAVE IIIとオーケストラのためのコンチェルト』(1988年) などの実験的作品、「万国博覧会~地方自治体館」(1970年)、「花と緑の博覧会~JT館」(1990年) などのパビリオン音楽、リチャード・デューセンバーグIII世の筆名でのベルエア・ストリングス・シリーズなどを手掛けている。さらに、音楽を担当したテレビ番組、映画、CMは数え切れないほどである。
1997年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。バッハ、落語の出囃子、童謡、スタンダードをモティーフとした『戯楽』シリーズを発表、好評を博す。
最近では、バーチャル・シンガーの初音ミクとのコラボレーションで音楽監督を務めるなど、その活躍はますます多面化するばかりである。
1981年から2020年までミュージックカレッジ・メーザーハウスの音楽理論、作・編曲、ピアノ部門主幹講師。1993年、「ジャンル、技量にかかわらず、誰でも参加できる即興演奏」を目指すワークショップ【Randooga】を開始、フリー・インプロヴィゼイションへの簡潔なアプローチ法を提唱している。



Latest Album

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Title : 『Palladium Explosive』
Artist : 佐藤允彦
LABEL : LEZARD by F.S.L.
RELEASE : 2024年11月20日



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【SONG LIST】
01.Palladium-Explosive
02.Salamander
03.Distant Shimmer
04.Epistrophy
05.Lazy Spring
06.Moth Ball
07.Inspired by Habanera
08.Inspired by Pavane
09.Bamboo Shoots
10.風紋





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【KKBOX Podcast「My First Jazz」】
JJazz.Netとの連動によるオリジナルコンテンツ。
ジャズ・ミュージシャン本人の音声コメントをお届けしています。
KKBOX Podcast


KKBOX
500以上のメジャー・ローカル音楽レーベル様や権利者様と提携し、9,000万曲の楽曲を配信。
なかでも世界最大数を誇るC-POPを取り揃えているアジア大手の音楽聴き放題サービス。
2022年より日本でも音声コンテンツ/ポッドキャストの提供がスタート!


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カリフォルニア在住のハーピスト古佐古基史。
主にクラシックで用いられるハープを用いてジャズ的なスタイルで演奏する音楽家です。
今月、ジャズ/フラメンコギタリスト、関根彰良と新作デュオアルバム 『Scotch Mist』をリリース。
ブルース、ラテン、モダンジャズ、など幅広いスタイル、息のあったアンサンブルとスリリングな即興演奏、
ハープとギターという未知の組み合わせに注目が集まります。


この作品リリースを記念し、コンサートツアーを行います。
12/1 東京下北沢アレイホールを皮切りに、全国8か所で公演を行います。
独自の世界観を感じてみませんか。








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【古佐古基史&関根彰良デュオアルバム『Scotch Mist』リリース記念ツアー】



12月1日(日)東京:下北沢アレイホール
[日時]12月1日(日)開場13:30 開演14:00
[会場住所] 下北沢アレイホール  東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F
[会場連絡先] 03-3468-1086(平日13:00〜18:30)
[料金]予約4,000円 当日4,500円
[予約/お問い合わせ] info@akirasekine.com
 ※ソフトドリンク持ち込み自由(ペットボトル等、フタのある容器に限ります)


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12月2日(月)静岡:浜松 麦カフェ
[日時] 12月2日(月)開場18:30 開演19:30
[会場住所] 麦カフェ静岡県浜松市西区雄踏町山崎3400-354
[会場連絡先] 053-569-0683
[料金] 3000円(24名限定) *ワンドリンクオーダーお願いします/要予約で軽食(1000円前後)もご準備できます
[予約/お問い合わせ] 麦カフェ053-569-0683


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12月3日(火)滋賀:近江八幡 願故寺
[日時 ]12月3日(火)開場17:00 開演18:00
[会場住所] 願故寺 滋賀県近江八幡市博労町中1
[会場連絡先] 090-1158-7610
[料金] 予約3,500円 当日4,000円
[予約/お問い合わせ] 090-1158-7610(北元)
※ショートメール可。非通知設定対応不可。
願故寺 http://otera.jodo.or.jp/temple/28-147/


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12月4日(水)岡山:ジャズ喫茶Jordan
[日時]12月4日(水)開場18:30 開演19:00
[会場住所] ジャズ喫茶Jordan 岡山県岡山市北区表町2-5-23 ニュー表町プラザ2F
[会場連絡先] 086-237-2012
[料金] 4,000円(1ドリンク付き)
[予約/お問い合わせ] 086-237-2012
ジャズ喫茶Jordan http://www.ayumi2000.com/jordan/ 


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12月5日(木)愛媛:松山 Live Restaurant 風来坊
[日時]12月5日(木)開場18:30 開演19:00
[会場住所] Live restaurant 風来坊 〒790-0002 愛媛県松山市二番町1丁目8−2
ニック33ビル 1F
[会場連絡先] 089-907-1133
[料金] 5,000円 (事前予約) 5,500円 (当日) ワンドリンク付き
[予約/お問い合わせ] 089-907-1133 
風来坊 http://furaibo2012.jp/


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12月6日(金)広島:ジョイントコンサート with さらさ @Otis!
[日時] 12月6日(金)開場19:00 開演19:30
[会場住所] Otis! 〒730-0812 広島県広島市中区加古町1-20
[会場連絡先] 082-249-3885
[料金] 4,000円 + ワンオーダー
[予約/お問い合わせ] 082-249-3885 otis.s@nifty.com
Otis! http://otis-hiroshima.com/main/


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12月7日(土)大分: 別府 ブルーバード劇場 地階 フレックスホール
[日時] 12月7日(土) 開場13:00 開演14:00
[会場住所] ブルーバード劇場B1F フレックスホール 大分県別府市北浜1-2-12 地階
[会場連絡先] 0977-21-1192
[料金] 3,000円
[主催] 北浜眼科クリニック
[予約/お問い合わせ] 090-2711-6631(大薮)


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12月8日(日)福岡: 北九州ブリックホール 門司港の夕べ 弦鳴の響きクリスマスコンサート
[イベント内容] 第1部 ハープ王子 & Chifumi、 古佐古基史&関根彰良デュオ
[日時] 12月8日(日)開場17:30 開演18:00
[会場住所] ブリックホール 〒800-0063福岡県北九州市門司区大里本町3-6-1
[会場連絡先] 093−931−4411
[料金] 4500円(1ドリンク付き) 
[予約/お問い合わせ] 090-3638-7235 (ヨシヅミ)主催 Green Light Music




古佐古基史(Motoshi Kosako)/ハービスト、作曲家、即興演奏家
愛媛県松山市出身。東京大学医学部保健学科卒業後、1年間の東大付属病院精神神経科での看護士勤務を経て、1997年に渡米し、以来カリフォルニア州在住。
3歳からピアノを学び、中高生時代はロックギター、大学時代にはジャズギターでプロのジャズバンドにも参加し、スイングジャーナル誌で「最も注目すべき若手ジャズギターリスト」として評価される。
1999年より独学でハープを学び、2002年クラシックハープのCDをリリース。2006年から2010年までストックトンシンフォニー(カリフォルア)主席ハーピストを務める。
2007年からは、即興/オリジナル曲の演奏活動に移行し、国際ジャズ・ポップハープコンクールにおいてペダルハープ部門で準優務。
2008年よりオリジナル曲での音楽制作を開始し、作曲家、即興演奏家として世界のトッププレイヤーと共演し、2023年までに17枚のアルバムをリリースする。
2014年には、ブラジル、オーストラリア、カナダなど、大規模での国際的な活動を展開し、米国ハープ専門雑誌「Harp Column」で特集記事が取り上げられ、表紙を飾る。
故郷の愛媛では、文化活動への貢献が評価を受け、2017年にテレビ愛媛賞を受賞。


関根彰良(Akira Sekine)/エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
千葉県生まれ。幼少の頃よりクラシックピアノを始める。12歳でロックに興味を持ちギターを手にする。東京大学入学後ジャズに出会い、同大のジャズ研究会に所属しながらプロとしての演奏活動を開始する。
文学部美学芸術学専攻卒業。クラシックギターを井上學、フラメンコギターを山崎まさし各氏に師事。
2009年夏、Anat Cohen(cl, sax)の日本ツアーに参加。
2012年スペインに滞在。フラメンコギターをChano Carrasco, Manuel Parrilla, Ramón Amador各氏に師事。
同年、NHK-FM「SESSION 2012」出演。
2016年、自身のグループで横浜ジャズプロムナードに出演。
ジャズを中心としながら様々なスタイルをカバーする希少なギタリスト。全国各地や海外でのライブ演奏、レコーディング等で幅広く活動中。
近年の主な活動は、7弦ガットギターによるソロ演奏、スタンダードジャズに特化したデュオやトリオ、エレクトリックサウンドのユニット、佐藤芳明(accordion)とのデュオ、古佐古基史(harp)とのデュオなど。
これまでにリーダーとしてFUZZ JAZZ(2011年)SOLITARY PHASE"(2013年)WET&DRY"(2015年)Salitary Moments"(2020年)"Ballads"(2022年)の5作品をリリースしている。
2023年度より昭和音楽大学ジャズ&ポピュラー音楽コースにて講師を務める。2023年前期NHK連続テレビ小説「らんまん」の劇中音楽に参加。

曽根麻央 Monthly Disc Review2024.11_Ibrahim Maalouf : Trumpets Of Michel-ange:Monthly Disc Review

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Title : 『Trumpets Of Michel-ange』
Artist : Ibrahim Maalouf


今日は、曽根麻央です。
今日は先日ブルーノート東京にアルバムリリースコンサートを聴きに行ってとても印象的だった
Ibrahim Maaloufの新譜『Trumpets Of Michel-ange』を一緒に聴いてみましょう。
トランペットの革命と言っても良いこのプロジェクトについて少しお話しします。


ブルーノート東京のリリースに伺うと、そこにはドラムセットとアコースティックとエレクトリックのギター2本。
予習なしで伺った私は今日はトリオか、などと呑気にしてましたが、舞台が暗転するとイブラヒムを始めとするトランペットを持った男たちが5人現れ、それに加えてアルトサックス、ギター2人、ドラマーが現れました。
しかもよく見ると全員がクオーター・トーン・トランペットを持っているではないですか。
こんな編成は聞いたことありません。舞台に駆け上がってきただけで心を奪われてしまいました。
そこからはおおよそ70分のトランペットの芸術とエンターテイメントの世界。
これはみんなに体験してほしいと思い、今日記事にしています。



クオーター・トランペットについてはおいおい説明しますが
『ミケランジェロのトランペット』と題されたこの作品、一体どんなコンセプトなのでしょうか?
ミケランジェロはルネサンス期の彫刻家ですが、アートの世界に多大な影響を与えた人物として知られています。

それではこのアルバムはなぜトランペットにとって革新的なのか。

アルバムでもイブラヒムを含む5人のトランペット奏者が参加しています。
イブラヒムがリードし他が呼応する様な場面や、ユニゾンが多く、これはイブラヒムのルーツでもあるアラブ音楽に由来します。
そしてアラブ音楽では半音の半音、微分音(マイクロトーン)とも言いますが、より明確に半音が½(ハーフ)ノートなのに対し、¼(クオーター)ノートを多用します。
本来トランペットは3本バルブですので、¼ノートを出すためには、その音を吹いた瞬間にどこかの抜き差し菅を長く左手指を使って伸ばし¼音低くしてあげる必要があります。なのでアーティキュレーションはそれほどクリアなものにはなりません。


アラブ音楽のトランペット奏者としては私はSamy El Bablyという人が好きなのですが、彼は写真を見る限りでは3本バルブ(ロータリー菅)トランペットで¼音を駆使する人物です。


しかし、イブラヒムの父であるNassim Maaloufが、左手の人差し指で¼音下げられる様、4本目のバルブを付けたことでこの世界にアラビック音楽に特化した4本のバルブのトランペットが誕生した様です。

今回のIbrahim Maarofの『Trumpets Of Michel-ange』では、世界中誰でもこの4本バルブのトランペットが手にできる様にとの構想を得て製作したアルバムになります。
ブルーノート東京ではアルバムの発売と同時にイブラヒムが監修した4本バルブのエントリーモデルが、20万円程度で発売されましたとのことをメーカーさんのお話で伺いました。

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音楽の製作だけでなく、4本バルブトランペットの普及にも尽力しているイブラヒムですが、このアルバムでは他に4人のトランペット奏者とアルト奏者が正確に微分音をユニゾンする事でしか得られない、独特のニュアンスや音楽のパワーを表現することに成功してます。
これは4本バルブでしか表現できない事ですし、4本バルブの習得自体かなり難しい事ですので、彼の考えに賛同して研修を積んだ素晴らしいトランペット奏者が最低でも4人いることを考えると、彼の影響力は今後どんどん大きくなるのではないでしょうか?


4本バルブのトランペット奏者として有名なイブラヒムですが、そもそもトランペット奏者としてクラシック音楽もバリバリにこなす腕前で、パリのコンセルバトワールを卒業しています。
その豊かな音色は現在も健在で、リリースライブでも表現豊かな音色と、この上ないテクニックに驚きました。
正直、私が理想とするトランペットの音とテクニックを持っていたのでそれだけでファンになってしまいました。

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ブルーノートへは、私の師匠で藝大名誉教授の杉木峯夫先生と、新日本フィルのトランペット奏者・杉木淳一朗氏という、パリでイブラヒムの同門の方々と一緒にお招きいただき、少しお話しする機会もいただきました。


素晴らしい演奏をありがとうございました!


文:曽根麻央 Mao Soné



Recommend Disc

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Title :『Trumpets Of Michel-ange』
Artist : Ibrahim Maalouf
LABEL : Mister I.b.e.
発売年 : 2024年



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【SONG LIST】

01.The Proposal
02.Love Anthem
03.Fly with Me
04.Zajal
05.Stranger
06.The Smile of Rita
07.Au Revoir
08.Capitals
09.Timeless
10.Au Revoir - Live in Brittany - a capella version




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「Monthly Disc Review」アーカイブ曽根麻央
2020.04『Motherland / Danilo Perez』2020.05『Color Of Soil /タイガー大越』2020.06『Passages / Tom Harrell 』2020.07『Inventions And Dimensions / Herbie Hancock』2020.08『Birth Of The Cool / Miles Davis』2020.09『Chet Baker Sings / Chet Baker』2020.10『SFJAZZ Collective2 / SFJAZZ Collective』2020.11『Money Jungle: Provocative In Blue / Terri Lyne Carrington』2020.12『Three Suites / Duke Ellington』2021.01『Into The Blue / Nicholas Payton』2021.02『Ben And "Sweets" / Ben Webster & "Sweets" Edison』2021.03『Relaxin' With The MilesDavis Quintet / The Miles Davis Quintet 』2021.04『Something More / Buster Williams』2021.05『Booker Little / Booker Little』2021.06『Charms Of The Night Sky / Dave Douglas』2021.07『Play The Blues / Ray Bryant Trio』2021.08『The Sidewinder / Lee Morgan』2021.09『Esta Plena / Miguel Zenón』2021.10『Hub-Tones / Freddie Hubbard』2021.11『Concert By The Sea / Erroll Garner』2021.12『D・N・A Live In Tokyo / 日野皓正』2022.1『The Tony Bennett Bill Evans Album / Tony Bennett / Bill Evans』2022.2『Quiet Kenny / Kenny Dorham』2022.3『Take Five / Dave Brubeck』・2022.4『Old And New Dreams / Old And New Dreams』2022.5『Ella Fitzgerald And Louis Armstrong / Ella And Louis』2022.6『Live from Miami / Nu Deco Ensemble & Aaron Parks』2022.7『Oscar Peterson Trio + One / Oscar Peterson Trio Clark Terry』2022.8『Ugetsu/ Art Blakey & The Jazz Messengers』2022.9『Sun Goddess / Ramsey Lewis』2022.10『Emergence / Roy Hargrove Big Band』2022.11『Speak No Evil / Wayne Shorter』2022.12『The Revival / Cory Henry』2023.1『Complete Communion / Don Cherry』2023.2『Your Mother Should Know: Brad Mehldau Plays The Beatles / Brad Mehldau』2023.3『Without a Net / Wayne Shorter』2023.4『LADY IN LOVE / 中本マリ』2023.5『Songs Of New York / Mel Torme』2023.6『Covers / James Blake』2023.7『Siembra / Willie Colón & Rubén Blades』2023.8『Undercover Live at the Village Vanguard / Kurt Rosenwinkel』2023.09『Toshiko Mariano Quartet / Toshiko Mariano Quartet』2023.10『MAINS / J3PO』2023.11『Knower Forever / Knower』2023.12『Ella Wishes You A Swinging Christmas / Ella Fitzgerald』2024.01『Silence / Charlie Haden with Chet Baker, Enrico Pieranunzi, Billy Higgins』2024.02『Rhapsody in Blue Reimagined / Lara Downes』2024.03『Djesse Vol. 4 / Jacob Collier』2024.04『Voyager / Moonchild』2024.05『Evidence with Don Cherry / Steve Lacy』2024.06『Quietude / Eliane Elias』2024.07『Alone Together / Lee Konitz, Brad Mehldau, Charlie Haden』2024.08『The Rough Dancer And The Cyclical Night (Tango Apasionado) / Astor Piazzolla』2024.09『Potro De Rabia Y Miel / Camarón De La Isla』2024.10『Calle 54 / Various』



Reviewer information

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曽根麻央 Mao Soné

曽根麻央は2018年にジャズの二刀流として、 2枚組CD『Infinite Creature』でメジャー・デビュー果たしたトランペッター、ピアニスト、作曲家。

 幼少期よりピアノを、8歳でトランペットを始める。9歳で流山市周辺での音楽活動をスタートさせる。18歳で猪俣猛グループに参加し、同年バークリー音楽大学に全額奨学金を授与され渡米。2016年には同大学の修士課程の第1期生として首席(summa cum laude)で卒業。在学中にはタイガー大越、ショーン・ジョーンズ、ハル・クルック等に師事。グラミー賞受賞ピアニスト、ダニーロ・ペレスの設立した教育機関、グローバル・ジャズ・インスティチュートにも在籍し、ダニーロ・ペレス、ジョー・ロバーノ、ジョン・パティトゥッチ、テリ・リン・キャリントン等に師事、また共演。
 これまでにニューポート、モントレー、モントリオール、トロント、ドミニカ等の国際的なジャズ・フェスティバルに出演。
2017年には自己のバンドでニューヨークのブルーノートやワシントンDCのブルース・アレイ等に出演。2018年メジャー・デビュー。2019年には故・児山紀芳の代役でNHK-FM「ジャズ・トゥナイト」の司会を担当。また2020年公開のKevin Hæfelin監督のショート・フィルム「トランペット」の主演・音楽を務めるなど、演奏を超えて様々な活動の場を得ている。

 曽根は国際的に権威ある機関より名誉ある賞を数々受賞している。
2014年度フィラデルフィア『国際トランペット協会(ITG)ジャズ・コンペティション』で優勝。
同年『国際セロニアス・モンク・ジャズ・コンペティション』にて13人のファイナリストに世界中の応募者の中から選出。
2015年に地元・流山市より『ふるさとづくり功労賞』受賞。
2016年アムステルダム『"Keep An Eye" 国際ジャズアワード』にて優勝。

曽根麻央Official Site

謝明諺 来日ツアー2024年11月:ライブ情報 / LIVE INFO

台湾出身、アジアを代表するサックス奏者・音楽家
謝明諺(シェ・ミンイェン/Minyen Hsieh)
ジャズから即興演奏までを非常に高い水準で行うサックス奏者です。

市野元彦リーダーによる melodies『melodies』に参加し ⇒こちらで紹介しています
CD先行発売ライブは 11/14神戸公演を終え、東京公演を間近に控えています。
melodies以外のライブも併せて、ぜひチェックしてください!





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2024年11月15日(金) 成城学園cafe beulmans
出演:謝明諺(サックス)石川広行(トランペット)西嶋徹(ベース)
場所:cafe beulmans(東京都世田谷区成城6-16-5 カサローザ成城2F)
https://cafebeulmans.com/
時間:開場19:30 / 開演20:00
料金:チャージ¥3,700 + 2オーダー

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2024年11月16日(土) 北本団地「中庭」
出演:謝明諺(サックス)吉本章紘(サックス)
   須川崇志(チェロ他)落合康介(ベース、馬頭琴他)
場所:北本団地「中庭」(埼玉県北本市栄7 北本団地1-26-102)
https://www.city.kitamoto.lg.jp/kanko/gurume_kaimono/1/cafe/12806.html
アクセス:JR高崎線北本駅西口→バス「北本団地行」→「公団地域学習センター前」下車徒歩約3分
時間:開場16:00 / 開演17:00
料金:1,000円〜(お気持ち制)+ ドリンクオーダー

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2024年11月17日(日)大塚bar地底
Point. presents MANHOLE vol.4
出演:謝明諺(サックス)竹下勇馬(自作楽器、ベース他)DJ Jam(地底都市アガルタ)
場所:大塚bar地底(東京都豊島区北大塚1-14-6 東京大塚ビル B1)
https://chitei.jp/
時間:開場18:00 / 開演19:00
料金:¥2,500 + ドリンクオーダー / 25歳以下¥1,500 + ドリンクオーダー

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2024年11月18日(月)新宿 PIT INN
『melodies』CD先行発売ライブ
出演:市野元彦(ギター、バリトンギター)津上研太(アルトサックス)外山明(ドラムス)
   Special Guestとして出演予定
場所:新宿 PIT INN(東京都新宿区新宿2-12-4 アコード新宿B1)
http://pit-inn.com/artist_live_info/241118ichino/
時間:開場19:00 / 開演19:30
料金:¥3,300(税込・1ドリンク付)
予約:TEL 03-3354-2024(10/1 AM11:00より受付開始)

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